イズミグループの
環境への取り組み。
2017年イズミグループは、環境事業およびCSR活動の一環として、林業に参入いたしました。
日本は国土面積の約66%が森林という先進国の中では有数の森林大国でありながら、様々な社会的背景から林業は衰えつつあり、日本全国には放置された山林があり、環境問題につながっているのが現状です。十分な手入れがなされていない荒廃した山林は、公益的な機能を発揮できず、台風などの被害を受け、大雨等により土砂災害を起こしやすくなります。また二酸化炭素を吸収する機能も低下し、温暖化防止機能も低下します。
本来の山林が持つ公益的な機能を発揮するためには、植林した山林を育て、定期的な間伐を行うことで木の成長を促し、時期が来たら伐採し、そこにまた植林するというサイクルを維持することが必要です。またこのサイクルを円滑に行うためには、国産材の需要を高めるとともに、積極的に利用し、資金を山に還元する必要があります。
私たちイズミグループは、このサイクルを理解し、延べ7年の年月を費やし、約100万本のミズナラが植林された北海道紋別市の山林約130万坪(東京ドーム約91個分)を2017年8月に購入いたしました。また2018年10月には、アカエゾマツやトドマツが植林された北海道紋別郡興部町の山林約10万坪を購入いたしました。微力ながらも地球温暖化対策に貢献するとともに、川や海の環境回復にも繋がることを願い、森林組合に加入し適切な管理と間伐を行っております。
これからの地球・未来を考え、今は小さな苗木たちが50年後・100年後には日本有数のミズナラの森林に成長していることを願い、継続的な山林事業を行いたいと考えております。
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見渡す限りの植林
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苗木の成長過程
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敷地内の林道
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敷地内を流れる小川
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林業専用道を作設し、
森林の管理を行っています。 -
管理が行き届いている山林です。
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定期的に間伐することで
残された樹木は太く大きく育ちます。 -
間伐した樹は間伐材として売却します。
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成長した樹は伐採し、また植林する
ことで利益を山に還元します。